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L0302_Key Points

レッスン Progress

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慣れると得点源の第4文型

Lesson3の2では第4文型が出てきます。

第4文型は、第3文型への書き換えという問題が出題されるのですが、これの理屈が分かれば得点源になります。

何が起きてもこの問題だけは取れるようになりましょう。

第4文型とは

第4文型の要素はS V O O です。

もっと簡単に覚えましょう。S V 人 モノ です。

しかも訳が超簡単です。「Sは人にモノをあげる」。

基本的にこれだけです。

さらに、この文型を取れる動詞は決まっており、テキストに載っているもので高校範囲すらカバーできてしまいそうです。一応覚えましょう。(例外に、denyという動詞がありますが、調べたい人は調べてください。)

では本当にそうなっているのか見てみましょう。

① Maria’s father gave her a new smartphone.

  マリアの父は、彼女(マリア)に新しいスマホをあげた。

② Please pass me the smartphone on the table.

  テーブルの上のスマホを私に渡してください。

③ Could you show me the photo?

  その写真を私に見せてくれませんか?

④ Can you send me the photo by e-mail?

  その写真をメールで私に送ってくれませんか?

①~④いずれも、「人にモノをあげる」といったニュアンスになっていませんか?

というわけで、実は一番簡単まであるのが、第3文型なのです。

発展:tellについて

ここからは発展内容のため読み飛ばしてオッケー。

接続詞のthatで、名詞節用法(~ということ、的なアレ)を習ったのは覚えているでしょうか。

 I think that he is a teacher.「彼は先生だ(ということ)と思う」

これをtellでも使えます。

 Sam told me that he would be back soon. 「サムは自分がすぐに戻ってくる(ということ)と私に言った。」

名詞節は当然名詞扱いなので、こういうことはよくあります。

tellは、相手に情報を伝える(=与える=あげる)なので、これもルール通りですね。

ちなみに、直接渡せないものについて情報を伝えるときはaboutがつくそうです。

 Please tell me about yourself. 「あなた自身について教えてください。」

yourselfは「あなた自身」なので、あなた自身を渡すわけではないのでaboutを使うそうです。面倒ですね。

Key Point 2

⑤ Our teacher told us an interesting story yesterday.

  先生は昨日、私たちに面白い話を話してくれた。

  Our teacher told an interesting story to us yesterday.

⑥ Did you make Janet lunch yesterday?

  昨日ジャネットに昼食を作ってあげましたか?

  Did you make lunch for Janet yesterday?

⑦ My father bought me a new computer.

  父は私に新しいPCを買ってくれた。

  My father bought a new computer for me.

第4文型から第3文型への書き換えがテーマです。

そして、サービス問題として5点分くらい出してくれるでしょう。ぜひ取りましょう。

要は、第3文型に変形すると、以下のいずれかになるというわけです。

S V モノ to 人

S V モノ for 人

(S V モノ of 人 というイレギュラーがありますが、askだけの特殊用法。)

するとここで、こんな分類が出てくるわけです。

①give型はto

②buy型はfor

いちいち覚えるの面倒なので、のんのん流の見分け方は以下です。

①give型は、「相手に直接モノを届ける」イメージ

 例えば、give「与える」は、相手にモノを届けるわけですからこちらです。

②buy型は、「届ける相手のことを思っている」イメージ

 例えば、buy「買う」は、買った相手の喜ぶ顔を想像しながら買う、つまり相手にはまだ届いていない。

こんな感じで考えています。意外とマッチすると思います。やってみてね。

この考え方でダメならそれを例外として覚えるわけですよ。