この辺はもう覚えたかな?
Key Point 2では、第2文型として用いられやすい動詞が紹介されています。
全部で10個程度紹介されていますが、このくらいは気合で覚えましょう。
外見 | look, appear |
状態 | be, become, get, grow |
五感 | feel, smell, sound, taste |
ポイントとしては、「be動詞に置き換えても意味が通じる」というところです。
例文で確認してみましょう。
⑤ David became a soccer player.
デイビッドはサッカー選手になった。
⑥ David looked tired after the soccer game.
デイビッドはサッカーの試合の後で疲れている様子だった。
⑦ The boy became popular all around the world.
その少年は世界中で人気になった。
⑧ In six months he grew tall.
6か月後、彼は背が高くなった。
⑨ He feels great today.
彼は今日気分がとても良い。
⑤のbecameをbe動詞に変えてみます。
David was a soccer player. デイビッドはサッカー選手だった。
意味は少し変わるけど、意味の通じる文になる。つまりSVCです。
⑨の場合は、
He is great today. 彼は今日気分がとてもよい。
意味同じですね。ただ、greatには「偉大な」とかの意味もあるのでfeelの方が良いでしょうね。
⑥⑦⑧もやってみてね。
⑥については、after the soccer gameのafterが前置詞なので、after the soccer gameでひとカタマリ。
⑦はall over the worldという表現に注意。このカタマリで「世界中で」。テストによく出ます。in the worldだとちょっとニュアンスが変わるので良くないそうです。この辺は自分で調べてください。
⑧これは意地悪問題。
In six months he grew tall.
まず、前置詞Inから始まるので、In six monthsまでが副詞のカタマリ。しかも訳が「6ヶ月後」。inのくせに「後」。テストに出る。超出る。
というわけでこんな感じ。
(In six months) he grew tall. M S V C
なんだ、暗記すれば楽勝じゃん。
そう思っていた時期が僕にもありました。
ところが、そう簡単にはいかないのが日本の受験英語の意地悪なところ。
そう、多義語の存在である。
たとえば、tasteについて、以下の2種類を見てみよう。
The soup tasted good.
He tasted the soup.
上の文は、第2文型だ。「スープは良い味がした。」
下の文は、なんと第3文型だ。「彼はスープの味見をした。」
というわけで、ひっかけ問題が作り放題なのである。
soundも、「~に聞こえる」という意味があるかと思えば、形容詞で「健全な」とかいう意味になったり、何なんだよお前ら、と思うかもしれない。
しかし、外国人からすると、「日」という感じの読みが、「日本」「一日」「二日」「日和」など、何考えてんだお前ら、と感じるそうなのでお互い様なのであった。