さあ、最後にして最大の難所、形容詞用法である。
厄介なパターンが多い。
・訳が二個ある
・判別しにくい
・英作文で間違いやすい
まあ、特にKey Point 2を集中的に覚えておけば、テストで点は取れるでしょう。
形容詞用法の特徴は、to不定詞のカタマリが、「~すべき●●」「~するための●●」という風に、
必ず名詞を修飾する形になっているハズなのだ。
なのでまあ、消しても問題ないです。
①There are many good places to see in Japan.
(日本には、見るべきたくさんの良い場所がある。)観光の話でしょうね。
②I need a guidebook to help me.
(私には、私を助けてくれるガイドブックが必要だ。)
③I didn’t have enough time to prepare for the trip.
(私には、その旅行のために準備する十分な時間がなかった。)僕にもないです。
うーん、別にそんなに難しくなくない?って思った人いるでしょ?でもよ?
①でin Japanが線の外にいるのなんでかわかる?
カタマリの中にいたら変な訳になるからです。日本で見るべきたくさんの場所がある。(どこに?)
さらに、①ではなんでto seeになっているの?seeって他動詞じゃないの?
かと思えば、②ではto help meで、他動詞としても機能している。
もうね、すごく難しいわけです。あ、でも③のenoughとto doの関係は覚えておいてね。テスト出る。
なので、ここで運命の2択です。①のパターンは捨てましょう。
それ以外の人は次の発展でも読みましょう。
これはですね、①ならば、to see many good placesが自然ですよね。この時は消えます。
でも、②ならto help the guidebookは変だね。ガイドブック助けてどうするの。
つまり、the guidebook to help meは、the guidebookが主語のような働きをしているんだね。
ん?じゃあ①の主語は?って思うよね?この場合は、おそらくyouが主語で、普通書かないわけです。
この辺は、高校編でしっかり習うんで、絶望しといてほしいんだよね。
なんかしゃべり方が都市伝説のあの人に似てるんだよね。
さあ、最後にこれが正念場。めっちゃテストに出ます。特に⑤と⑥。50円賭けてもいいです。
不定代名詞というこれまた迷惑な名前のシリーズがいる。
いわゆるsomethingとか、anybodyとか、no oneとか、そういうやつです。教科書の※注意※でも読んどいて。
④I want something to eat.
(私は何か食べるものが欲しい。)
⑤I want something cold to drink.
(私は何か冷たい飲み物が欲しい。)
⑥I have nothing special to do today.
(私は今日、特にすべきことは無い。)
⑦Mary needs someone to make dinner for her.
(メアリーには、だれか夕食を作ってくれる人が必要だ。)
なんちゅうかですね、この和訳で絶妙に太字を挟んでくるのやめてほしくないですか?
訳し方によっては防げるけれども。
しかも、⑤と⑥の語順。これがマジでテストで間違える。coldやspecialの位置がとんでもないところにいる。
なんでこうなるかというと、普通の名詞と異なり、不定代名詞は後ろからしか形容詞くっつけられないんです。
それだけっちゃそれだけなんですけどね。